小学校受験の費用はいくら?(受験準備〜入学後)

公開 2026年6月21日

#費用#小学校受験#学費

小学校受験(お受験)を考え始めると、誰もが気になるのが「結局いくらかかるのか」です。費用は準備の進め方や志望校によって大きく変わるため、ひとつの金額で言い切ることはできません。それでも「どこに、どんな費用が、いつ発生するか」という内訳と考え方を押さえておけば、家庭ごとの見通しは立てやすくなります。この記事では、受験準備期から入学後までの費用を3つの段階に分けて整理します。なお、具体的な金額は学校・年度・教室によって異なるため、本記事では断定せず、確認の手順までをお伝えします。

費用は大きく3つの段階に分かれる

お受験にかかるお金は、発生するタイミングで次の3つに分けると見通しが立ちます。

  • 受験準備期: 考査に向けた準備にかかる費用(幼児教室・模試・受験用品など)
  • 受験時: 出願から考査までにかかる費用(受験料・併願にともなう積み上がり)
  • 入学後: 合格して入学してから継続的にかかる費用(入学金・授業料・各種費用)

それぞれ性質が違うため、まとめて「お受験費用」と考えるより、段階ごとに把握するほうが家計の計画を立てやすくなります。

受験準備期の費用

準備期の費用は、家庭の方針によって幅が最も大きい部分です。中心になるのは幼児教室の費用です。

  • 幼児教室の月謝: 通年の通室にかかる継続的な費用。教室・コース・通う頻度で変わる
  • 季節講習・特別講習: 夏期・直前期などにまとまって発生する講習費
  • 模試(模擬考査): 志望校別・総合などの模試の受験料。複数回受けると積み上がる
  • 受験用品・服: 願書写真、考査・面接用の子どもと保護者の服、上履き、移動用のバッグなど

幼児教室は小学校受験対策の中心で、家庭の準備をどこまで外部に頼るかで総額が変わります。通室の頻度や講習をどこまで取るかは、家庭の方針と子どもの様子に合わせて調整するのが現実的です。費用の目安は教室ごとに大きく異なるため、説明会や面談で最新の料金体系を直接確認してください。

受験時の費用

出願から考査までの期間に発生する費用です。準備期に比べると短期間ですが、併願校が増えると見落としがちな形で積み上がります。

  • 受験料(考査料): 1校ごとに出願時に支払う費用。学校によって金額が異なる
  • 併願による積み上がり: 私立小は複数校を併願するのが一般的で、出願する校数だけ受験料がかかる
  • 当日関連の費用: 考査・面接当日の交通費など、付随する細かな出費

ここでの注意点は、併願校が増えるほど受験料の合計が増えることです。「どの学校を、いくつ受けるか」を早めに見立てておくと、受験時の総額をコントロールしやすくなります。各校の受験料は募集要項に記載されるので、出願校を決める段階で必ず確認しましょう。

入学後の費用

合格して入学すると、ここからが継続的な費用です。私立小は学校による差がとても大きい部分なので、志望校ごとに個別に確認する必要があります。

  • 入学金: 入学時に一度だけ納める費用
  • 授業料: 毎月または毎学期ごとに継続して納める費用
  • 施設費・設備費: 校舎や設備の維持にあてられる費用
  • 寄付金・学校債: 学校によって任意・募集の形があり、有無も金額も学校差が大きい
  • 制服・教材・その他: 制服一式、教材費、給食費、行事費、放課後の預かりを使う場合の費用など

私立小は学校ごとに費用の構成も水準も大きく異なります。入学後の費用は在学する年数ぶん継続するため、入学時の一時金だけでなく、毎年かかる費用も含めて見積もることが大切です。

私立小と国立小では費用感が違う

設置区分(私立か国立か)によって、入学後の費用感は大きく変わります。

  • 私立小: 授業料や施設費などを各校が独自に定めるため、学校差が大きい。寄付金などが加わることもある
  • 国立小: 国立大学の附属として運営され、授業料の負担は私立小に比べて小さい傾向がある

費用面だけを見ると国立小は負担が軽く映りますが、注意点があります。国立小には通学区域が定められていることが多く、住む場所によって出願できるかどうかが決まります。さらに選考に抽選が含まれることがあり、考査の準備とは別の不確実さがあります。費用だけでなく、こうした条件もあわせて検討する必要があります。

私立小と国立小の違いは費用以外にも多岐にわたります。詳しくは私立小 vs 国立小で整理しているので、あわせて読んでみてください。

費用を正しく把握する手順

繰り返しになりますが、お受験の費用は学校・年度・教室によって変わります。古い情報やうわさの金額で判断せず、次の手順で最新の情報を確認するのが確実です。

  1. 志望校の学費ページ・募集要項で、入学金・授業料・各種費用の最新の数字を確認する
  2. 受験料は出願校の数だけかかるため、併願プランとあわせて受験時の合計を見積もる
  3. 幼児教室の費用は、説明会・面談で通年の月謝と講習費を含めた料金体系を確認する
  4. 国立小を検討する場合は、費用に加えて通学区域・抽選の条件も必ず確認する

この順番で各段階の費用を洗い出せば、家庭ごとの現実的な総額のイメージがつかめます。数値は必ず公式の最新情報で確認し、年度をまたぐときは更新されていないかを見直してください。

学校選びは費用だけで決まるものではありませんが、早めに見通しを立てておくと、準備にも気持ちにも余裕が生まれます。まずは候補となる学校を知ることから始めてみてください。

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